今回はオリジナルフレーム切手「尼崎城築城400年記念」について。郵便局の発行日(発売日)や購入方法、また、値段(価格)に価値などについても調べてみました。
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尼崎城の概要
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— JP 日本郵政株式会社 (@JapanPostHD_PR) 2019年3月14日
尼崎城は兵庫県尼崎市に1617年に築城されたお城です。2017年には築城されてから400年という節目の年を迎えました。
しかしながら当時の城跡となるものは2017年の段階ではほぼ現存しない状態(堀の部分も埋められてしまっていました)でした。
しかし2018年、当時の天守閣を再現することが決まり、2019年3月29日から一般公開されることになっています。
これから先尼崎市の観光の拠点となっていくことが期待される尼崎城。その築城からおよそ400年が経過したことを記念して今回フレーム切手を発行することとなりました。
今回はそんな特別なフレーム切手「尼崎城築城400年記念」について見ていきたいと思います。
「尼崎城築城400年記念」切手の中身・値段と入手方法、発売日は?】
ここでは「尼崎城築城400年記念」切手の中身・値段と入手方法、販売日(発売・発行日)などをみていきます。
1.中身と値段
中身 | 82円切手10枚 |
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値段・販売価格 | 額面合計820円(1シート1,300円) |
今回のフレーム切手セットの中身は82円切手が10枚となっています。尼崎城そのものの写真が用いられているわけではなく、尼崎城のイラストやそれにちなんだ旗印などが描かれています。
額面の合計は820円ですが、販売価格は1シートで1,300円になっています。バラでの販売はありません。郵便局に行ってほしい絵柄の82円切手だけを購入できるわけではないので注意しましょう。
2.入手・購入方法は?
今回の切手の購入方法は、
- ・直接郵便局の窓口に行って購入
- ・郵便局のネットショップを用いて購入
2つの手段があります。
直接郵便局の窓口で購入する際には注意が必要で、取扱郵便局が尼崎市の郵便局だけなので注意しましょう。特に兵庫県から見て遠方に住んでいる方の入手方法はネットショップでの購入がおすすめです。
3.発売日はいつ?
郵便局窓口での取り扱い | 3月22日の金曜日~ |
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ネットショップでの受付 | 3月25日の月曜日~ |
郵便局の尼崎城切手詳細ページ | ⇒ 郵便局 |
以上のようになっています。
郵便局窓口のほうがネットショップよりも少し早く販売が開始されるので、いち早くゲットしたい人は郵便局に行って購入するようにしましょう。発行部数は全部で1060シートになっていますので、希少性はかなり高めでしょう。
以上、切手の中身・値段と入手方法、販売日などでした。
「尼崎城築城400年記念」切手の価値はどうなる?将来上がるか?
戦後に発行されている切手のほとんどは額面以上の買取価格になっているものはほぼありません。(「見返り美人」や「月に雁」など一部の例外を除きます。)
オリンピックやワールドカップといった国民的行事にかかわる切手であっても額面から上を提示されることは現状ではありません。
加えて知名度の点を見ると尼崎城は、安土城や大阪城に比べると知名度が低くなっていますので歴史ファンの視点から見ても現状は希少価値がつくとは考えにくいでしょう。
買取価格が上がる可能性として考えられるのは、
- ・100年以上の時がたったあと、何世代か後の世代への遺産として残す場合
- ・尼崎城の知名度が大きく上昇した場合
大きく分けてこの2パターンかと思われます。
現在明治時代から昭和時代前半にかけて発行された切手には、大きく価値が上がった切手がいくつも存在します。時の流れとともに希少性が高まり、切手の価値が上がっていったのです。
数年から数十年では期待は薄いですが、遠い将来を考えるのであれば発行部数が限られているこの切手の価値が上がる可能性も十分あるのではないでしょうか。
また、新しい天守を再現したことによって現在尼崎市は尼崎城を市の観光シンボルとして活用しようという動きを見せています。この動きが成功し、尼崎城の知名度が全国的に大きく上昇した場合にはこの切手の価値もそれに応じて上がる可能性があると言えるでしょう。
【おわりに】
今回はオリジナルフレーム切手「尼崎城築城400年記念」について。郵便局の発行日(発売日)や購入方法、また、値段(価格)に価値などについても調べてみました。
歴史が好きな方やお城巡りを趣味にしている方は是非購入してみてはいかがでしょうか?