【はじめに】
「仙台七夕まつり」「秋田竿燈まつり」とともに東北地方の三大祭りとして知られる青森ねぶた祭。この祭りは毎年1日につき50万人もの観客を動員する国内でも最大級の規模を誇っています。
今回はそんな「青森ねぶた祭」をテーマにした切手をご紹介していきたいと思います。
目次(気になる項目へ移動)
オリジナルフレーム切手「青森ねぶた 2019」の概要
【日本郵便 東北支社】オリジナル フレーム切手「青森ねぶた 2019」の販売開始及び贈呈式の開催 #日本郵便 #郵便局 #切手 #フレーム切手 #オリジナルフレーム切手 #青森ねぶた #青森 #ねぶた #東北三大祭り https://t.co/bSLBN8m8zL pic.twitter.com/2kHARwd0tB
— JP 日本郵政株式会社 (@JapanPostHD_PR) 2019年7月16日
この切手は、青森ねぶた祭をPRするために作られた切手です。そのため切手の図案には、ねぶた祭りの魅力を存分に伝えるものが採用されています。
実際に切手の図案に用いられているのは以下の通りです。
甲斐の虎・越後の龍による「川中島の決戦」(作:千葉作龍)
こちらは2018年の青森ねぶた祭で使われたものです。宿命のライバル関係にあった上杉謙信と武田信玄の直接対決を、壮大なスケールで表現しているのが特徴です。
作者の千葉作龍氏は、第五代ねぶた名人として知られています。
源頼光・足柄山中に公時と出会う(作:千葉作龍)
こちらは2017年のねぶた祭りで使われたものです。平安時代に源頼光が足柄山中に差し掛かったところで坂田公時に出会ったシーンを印象的に表現した作品となっています。
坂田金時は後に昔話としておなじみの「金太郎」のモチーフになりました。
この図案は「青森ねぶた 2018」の図案にも採用されたもので、2年連続の採用となりました。
オリジナルフレーム切手「青森ねぶた 2019」の購入方法・発売日・値段は?
購入方法・発売日・値段など見ていきましょう。
購入方法 | ・青森県内の全郵便局(合計268局)の窓口で購入 ・郵便局のネットショップで購入 限定で2500シートの販売 |
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発売日 | ・郵便局窓口での発売日:2019年7月17日(木) ・郵便局のネットショップでの発売日:2019年7月25日(木) |
値段 | 1シート(82円切手が10枚)セット1,300円 ※ネットショップ購入の場合+郵送料 |
郵便局HP | ⇒ 郵便局「青森ねぶた2019」切手HP |
今回の切手は2種類の購入方法があります。青森県にお住まいの方はお近くの郵便局での購入がおすすめです。それ以外の地域に住んでいる方は郵便局のネットショップでの購入が便利でしょう。
また、限定で2500シートの販売となっています。
発売日は窓口での発売日とネットショップでの発売日には1週間ほど差がありますので、早く入手したい人は郵便局窓口で購入すると良いでしょう。
値段は1シート(82円切手が10枚)のセットで1,300円となっています。ネットショップで購入した場合にはこれ以外に郵送料がかかります。
オリジナルフレーム切手「青森ねぶた2019」の価値はどうなる?
この項では、「青森ねぶた2019」の価値を考察していきたいと思います。
図案・発行数から見た価値
この切手の発行部数は2,500シートとフレーム切手の中では比較的多く、希少価値はあまりつかないと考えられます。ただし図案については国内では非常に良く知られている題材を扱っているので、それなりの価値を期待できるでしょう。
買い取り専門店や金券ショップに売却した時の価値
まず買い取り専門店についてですが、買い取り専門店は切手そのものの「需要」によってその買取金額が変化します。今回の切手は有名な祭りを題材にはしているものの、フレーム切手自体の価値が買取市場で大きく上がったケースがないため、高額での買取は厳しいと思われます。
さらに厳しいのが金券ショップで、金券ショップは実用性の高い普通切手の買取を重視しています。そもそも買い取ってもらえない可能性もあります。
インターネットオークションで売却した時の価値
インターネットオークションで出品されている同様の切手の落札履歴を見てみると、2011年と2017年の「青森ねぶた」の切手がそれぞれ2,000円ほどで落札されています。
したがって、インターネットオークションで売却したほうが額面以上の価値になる可能性が高いといえます。
【おわりに】
今回は「青森ねぶた2019」フレーム切手セットついて。オリジナルフレーム切手セットの発売日(発行)はいつか、また値段に購入方法、価値などを調べてきました。
全国のお祭りが好きな人や、ねぶた祭りに魅力を感じるという人は是非購入してみてはいかがでしょうか。