日本の切手で価値のあるものとは?高額な切手を知りたい~はじめに~

 

日本には本当に多くの種類の切手が存在します。その中にはコレクターの皆さんがよだれが出るほど欲しがる、「幻の1枚」と言われるものがあります。そんな希少価値の高い、日本で価値のあるもの、高額な人気切手を少しご紹介していきたいと思います。

 

切手で価値のあるもの・日本で高額な切手(1)【皇太子裕仁結婚式記念皇太子裕仁結婚式記念4種】

 

この切手は昭和天皇がまだ皇太子だったころに発行されたものです。

1923年に彼が結婚式を開催する記念で発行される予定になっていましたが、関東大震災のため、印刷工場が倒壊して切手も消失してしまいました。しかし南洋庁でわずか1000部だけ発見され、当時の郵便局関係者や皇族に配られました。4枚で1セットになっていてなんとオークションでは約350万円で落札されました。

 

切手で価値のあるもの・日本で高額な切手(2)【青色勅額10銭切手】

 

日本の切手の中でも、戦時中に発行された切手は戦争で焼失してしまっているものも多いので希少価値が高いものが多いです。この切手は発行される際に手違いがあったため他の切手よりも発行部数が少なく、発行されてすぐに終戦を迎えたこともあってすぐに発行停止になりました。その当時残っていたものも使用を自粛し、回収されたものもあったので現状その希少価値はさらに上がっています。使用済みであっても300万円以上の価値があると言われています。

 

他にも第二次世界大戦中に軍隊が海外とのやり取りをするために使っていた軍事切手にも希少価値があります。

 

切手で価値のあるもの・日本で高額な切手(3)【琉球切手】

 

こちらは第二次世界大戦後の沖縄で発行された切手です。日本で発行された切手なのに額面には「$」の文字が書かれているのが特徴で、当時の沖縄はアメリカが占領していたため額面がアメリカに合わせてドルになっているのです。

ただ描かれているものはアメリカのものではなくて沖縄県の民俗文化や人物に関するものが多く、沖縄文化を知る上でも重要な切手として知られています。もっとも珍しいもので10万円以上の価値があります。

 

切手で価値のあるもの・日本で高額な切手(4)【エラー切手】

 

切手は機械を使って製造されていますが、その中には印刷機の故障ではなく、エラー切手が印刷されてしまうことがあります。コピーを取ったら印刷したものにインクがにじんだりしてしまう時がありますよね?あれに近いです。

 

最も高額なのが1871年に発行された「竜文切手」でしょう。日本で最初に発行された切手というプレミア感もありますが、さらに文字が逆に印刷されているという点で非常に珍しい切手です。
当時、切手を2色刷りにするときには2台の印刷機を用いて文字と図案を別々に印刷していましたが、印刷機にセットするときに逆向きにセットするミスがあったために生まれてしまったのです。

 

エラー切手にはそれ以外にも通常と色が違っているものや、切手1枚ごとの間にある目打ちと呼ばれる部分が全くないものなど、ほかにもいろいろな種類があるので探してみるのも面白いかもしれませんね。

 

おわりに

 

日本の切手で希少価値が高いものは1950年代までに発行された切手が多いことが分かりましたね。実家の整理をしていた時やふとした機会に見つける事があれば、ぜひ本物か確かめてみたいものです。