はじめに

 

お世話になった人や家族に手紙や郵便物を送る時に、皆さんはどのような切手を選んでいますか?

切手は「郵便物の顔」と言っても過言ではなく、切手によって郵便物の印象が大きく変わります。
今回はそんな郵便物に貼る「切手の選び方」をご紹介したいと思います。

 

切手の選び方【前提編】

 

切手の選び方は?相手に合わせて選ぶ4つの選び方記事画像 (6)

 

まず切手を選び始める前に、これから送ろうとしている郵便物の郵便料金を調べましょう。郵便局の公式サイトには、郵便物の大きさ、厚みや重さによる郵便料金が記載してあります。もしわからないという場合には郵便料金を計算できるツールもあるので、活用してみましょう。

 

【切手の選び方1】切手選びの定番:季節にちなんだ切手

 

郵便物にかかる郵便料金が分かったところで、いよいよ切手のチョイスに入っていきます。
切手選びの中でも最も無難なものが、季節に合わせた切手です。春夏秋冬にちなんだ切手がそれぞれ発行されているので、その時期にぴったり合うものをチョイスしてあげると季節感が出ます。例えばクリスマスの時期でしたらサンタクロースなどが描かれた切手が良いですね。

 

【切手の選び方2】その人と過ごした時代に関する切手

 

切手選びの方法の一つに、「その人と過ごした時代を思い起こさせる切手を選ぶ」という手法があります。特に古くからの友人宛に送る切手として有効でしょう。久しぶりの手紙のやり取りで、なつかしさをさらにアップさせてくれる効果があります。

例えば1950年生まれの人が、中学校時代の同級生に対して送る手紙ならば、1964年に発行された記念切手「東京オリンピック」が良いでしょう。

 

【切手の選び方3】相手の出身地にちなんだ切手

 

相手の出身地にちなんだ切手は、前項でご紹介したものと同じく、その人の青春時代を連想させてくれます。特に地元を出て他の地域で暮らしている人に使いたいですね。

選ぶ切手は「ふるさと切手」がメインになるでしょう。ふるさと切手は、都道府県ごとに発行されており、その都道府県ごとの伝統的な行事や文化に関するものがモチーフになっています。現在その地を離れて生活している人にとってはルーツと呼べるものであり、帰省して旧友に会いたくなるでしょう。

市町村単位で市制○○周年記念のフレーム切手を発行している場合もあるので、そちらもチェックしてみるといいかもしれません。

 

【切手の選び方4】相手の趣味に合わせた切手

 

郵便物を送りたい人の趣味が分かっている場合には、その趣味にちなんだ切手も受け取り側のテンションを上げてくれるでしょう。自分の好きなものを目にすると、わくわくしますよね。

例えば野球が好きな人には応援している野球チームのフレーム切手を貼ったり、好きな芸能人がいる人にはその人のフレーム切手を用いたりするとよいでしょう。
子どもに対して手紙を送るならば「ポケットモンスター」や「アンパンマン」など好きなアニメやキャラクターの切手を貼ると喜ばれる可能性が高いです。

 

おわりに

 

切手の選び方にもさまざまなパターンがあることが分かりましたね。切手選びに慣れてきたら、相手の趣味に合わせてなおかつ出身地、季節感もプラスできるようなものを選べるようになってきます。そうなってくると、相手に合わせた切手を選ぶのが楽しくなりますよ。

郵便物に貼る切手選びは、プレゼント選びに似たところがあります。その人のことを考え、何を貼ったら喜んでもらえるか、そのためにまずはその人の情報をよく知るところから始めると良いかもしれません。