【はじめに】

 

日本郵政は毎月のように地域色豊かな切手の数々を発行しています。そんな数ある切手の中から、今回は大曲の花火をテーマにしたフレーム切手を紹介していきたいと思います。


オリジナルフレーム切手「大曲の花火」の概要とセット内容



概要


今回ご紹介する切手は、2019年8月31日に秋田県大仙市大曲で行われる全国花火競技大会のPRのためにつくられたものです。

 

花火と言えば「夏」のイメージを持った方が多いかと思いますが、大曲では四季を通して花火大会が行われています。それぞれ時期によって花火の特徴が異なるため、季節ごとに違った楽しみ方ができるでしょう。

 

大曲の花火には100年以上の歴史があり、現在では毎年70万人以上の観客を動員する日本最高峰の規模を持つ花火大会となりました。


セット内容


セット内容は

 

  • ・82円切手×10枚

 

となっています。

 

図案は10枚すべてが異なっており、それぞれ大曲花火の美しい姿が映し出されています。いずれの図案も雄大さ・荘厳さを兼ね備えているので、大曲花火の魅力を存分に感じられることでしょう。

 

個人的に特におすすめなのがシート上段・一番右にある切手です。それぞれ色の異なる花火が次々にその花を咲かせるさまは、大曲花火でしか味わえない風流さを持っています。


オリジナルフレーム切手「大曲の花火」の購入方法・発売日は?


購入方法・発売日について。


購入方法


フレーム切手「大曲の花火」は、花火大会が行われる秋田県大仙市・横手市・仙北市・仙北郡美郷町の全郵便局窓口で発売されます。取扱郵便局は全部で71局となります。

 

また、一部の簡易郵便局でも販売する場合があります。

 

今回ご紹介する切手は他のフレーム切手と違い、郵便局のネットショップでの販売はありません。したがって、現地に行かないと入手できないという点に注意が必要です。


発売日と値段


発売日は

 

  • ・2019年8月1日(木)

 

となっており、1シート1,300円での販売となります。また、申込受付数は全部で1,200シートです。


オリジナルフレーム切手「大曲の花火」の価値はどうなる?



入手難度・発行数から見た価値


  • ・入手難度:高い
  • ・発行数:標準~やや少なめ

 

先の項でも述べたように郵便局のネットショップでの販売がなく、現地の郵便局まで行かないと入手できない点に注目しています。発行数もやや少なめのため、全体的に希少価値は高めになることでしょう。


図案から見た価値


大曲の花火をテーマにしたフレーム切手は2018年度も発行されており、人気が高い切手であることがうかがえます。もちろん年度によって図案は異なっており、その良さを存分に楽しめるため年度ごとにコレクションしたいという方もいるかもしれません。

 

そうなる場合には特定年度のものを欲しがるケースもかんがえられるため、そうした場合には価値がかなり上がる可能性を秘めています。しかしながら「大多数からの需要があるかどうか」を重視する専門店や金券ショップで売却する場合には、額面よりも高額で売れる可能性は低めと言わざるを得ません。

 

また、2020年度には東京オリンピックも控えており、海外からの観光客が大曲の花火大会に訪れることもあるかもしれません。イベントの知名度が上がることで、さらなる価値を期待できることでしょう。

 


⇒ 郵便局「大曲の花火」切手HP

 

【おわりに】

 

今回は「大曲の花火」フレーム切手セットついて。発売日(発行)はいつかや値段・購入方法、価値などを調べてみました。

 

夏休み最終日、ひと夏の思い出に大曲の花火を見に行くという方がいらっしゃいましたら、ぜひこの切手も購入してみてはいかがでしょうか。